378.政府、「反撃能力」など安全保障関連3文書を閣議決定ー2022.12.16ー
378.政府、「反撃能力」など安全保障関連３文書を閣議決定ー2022.12.16
日本の報道
『読売新聞』12月１６日 電子版
・見出しー「国家安全保障戦略」など３文書を閣議決定、「反撃脳力」を明記、GDP比２％
・リードー政府は１６日夕、今後１０年程度の外交・防衛政策の指針となる「国家安全保障戦略」などの３文書を閣議決定した。自衛目的で敵のミサイル発射拠点などを破壊する「反撃脳力」の保有を明記し、安保政策を転換した。
２０２３年度から間の防衛費の総額は、約４３兆円をかくほする。安保関連費としては、防衛省以外の省庁の防衛関連開発などの予讃を合わせ、２７年度に現在の国内総生産(GDP)比２％とする。
『朝日新聞』12月１６日 電子版
・見出しー敵基地攻撃能力を明記、安保３文書を閣議決定、戦後防衛政策の大転換
・リードー岸田政権は１６日、国家安全保障戦略(NSS)など安保関連３文書を閣議決定した。NSSは安保関K表が「戦後最も厳しい」とし、相手の領域内を直接攻撃する「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」との名称で保有すると明記。２０２３年度から５年間の防衛費を現行計画の１・５倍以上となる４３兆円とすることなどを盛り込んだ。憲法に基づいて専守防衛に徹し、軍事大国とはならないとした戦後日本の防衛政策は、大きく転換することになった。
３文書は、外交や防衛などの指針っであるNSSのほか、防衛の目標や達成する方法を示した「国家防衛戦略」(現・防衛計画の大綱)と自衛隊の体制や５年間の経費の総額などをまとめた「防衛力整備計画」(現・中期防衛力整備計画)で構成される。NSSは２０１３年に安倍政権下で策定され、改定は今回が初めて。
『日本経済新聞』１２月１６日 電子版
・見出しー反撃能力保有を閣議決定 防衛３文書、戦後安保を転換
・リードー政府は１６日、国家安全保障戦略など新たな防衛３文書を閣議決定した。相手のミサイル発射拠点をたたく「反撃能力」を保有し、防衛費を国内総生産(GDP)比で2％に倍増する方針を打ち出した。国際情勢はウクライナ侵攻や台湾有事のリスクで急変した。戦後の安保政策を転換し自立した防衛体制を構築する。米国との統合抑止で東アジアの脅威への対処力を高める。
『共同通信』１２月１６日 電子版
・見出しー反撃力保有へ歴史的転換、安保３文書、長射程ミサイル配備
・リードー政府は１６日、防衛力強化に向けた新たな「国家安全保障戦略」など安保関連３文書を閣議決定した。反撃能力(敵基地攻撃能力)保有を明記し、長射程の米国製巡航ミサイル「トマホーク」の２０２６年度配備を目指す。２３年度から５年間の防衛費総額は約４３兆円で、１９～２３年度の１.5倍を超える異例の増額。集団的自衛権行使容認に續く安保政策の歴史的転換となり、軍拡競争への懸念は否めない。一方、財源を裏付ける増税の実施時期は不明確なままだ。
反撃能力保有で自衛隊の役割は拡大し、米軍との一体化が加速。憲法９条に基づく専守防衛の理念をさらに形骸化させることになる。
『NHK』１２月１６日 電子版
・見出しー安全保障関連３文書、政府が閣議決定、「反撃能力」の保有を明記
・リードー政府は、臨時閣議で「国家安全保障戦略」など３つの文書を決定しました。
敵の弾道ミサイル攻撃に対処するため、発射基地などをたたく「反撃能力」の保有が明記され、日本の安全保障政策の大きな転換になります。
外国の報道
アメリカ軍の『STARS AND STRIPES』紙 12月５日 電子版
(『THE ASSOCIATED PRESS』DECEMBER 5)
・見出しーJapan aims to boost 5-year defense spending to ＄３１８billion
日本、防衛費を５年間で３１８０億ドルに大幅増へ
・リードーJapan's Prime Minister Fumio Kishida on Monday set a new target for military spending over the next five years to 43 trillion yen (＄318 billion) or 1.5 times the current level, as the country seeks
defense buildup including the use of preemptive strike.
Defense Minister Yasukazu Hamada said Kishida told him and Finance Minister Shunichi Suzuki to work on a budget plan to increase Japan's 2023- 2027 military spending by more than 50 ％ from 27.5 trillion yen.
イギリスの『REUTERS』通信 １２月１６日 電子版
・見出しーPacifist Japan unveils biggest military buildup since World War Two
平和国家・日本、遂に第２次世界大戦後最大の軍事力増強へ s
・リードーJapan on Friday unveiled its biggest military buildup since World War Two with a ＄320 billion plan that will buy missile capable of striking and ready it for sustained conflict, as regional tensions and Russia's Uskraine invasion stoke war fears
以上
日本の報道
『読売新聞』12月１６日 電子版
・見出しー「国家安全保障戦略」など３文書を閣議決定、「反撃脳力」を明記、GDP比２％
・リードー政府は１６日夕、今後１０年程度の外交・防衛政策の指針となる「国家安全保障戦略」などの３文書を閣議決定した。自衛目的で敵のミサイル発射拠点などを破壊する「反撃脳力」の保有を明記し、安保政策を転換した。
２０２３年度から間の防衛費の総額は、約４３兆円をかくほする。安保関連費としては、防衛省以外の省庁の防衛関連開発などの予讃を合わせ、２７年度に現在の国内総生産(GDP)比２％とする。
『朝日新聞』12月１６日 電子版
・見出しー敵基地攻撃能力を明記、安保３文書を閣議決定、戦後防衛政策の大転換
・リードー岸田政権は１６日、国家安全保障戦略(NSS)など安保関連３文書を閣議決定した。NSSは安保関K表が「戦後最も厳しい」とし、相手の領域内を直接攻撃する「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」との名称で保有すると明記。２０２３年度から５年間の防衛費を現行計画の１・５倍以上となる４３兆円とすることなどを盛り込んだ。憲法に基づいて専守防衛に徹し、軍事大国とはならないとした戦後日本の防衛政策は、大きく転換することになった。
３文書は、外交や防衛などの指針っであるNSSのほか、防衛の目標や達成する方法を示した「国家防衛戦略」(現・防衛計画の大綱)と自衛隊の体制や５年間の経費の総額などをまとめた「防衛力整備計画」(現・中期防衛力整備計画)で構成される。NSSは２０１３年に安倍政権下で策定され、改定は今回が初めて。
『日本経済新聞』１２月１６日 電子版
・見出しー反撃能力保有を閣議決定 防衛３文書、戦後安保を転換
・リードー政府は１６日、国家安全保障戦略など新たな防衛３文書を閣議決定した。相手のミサイル発射拠点をたたく「反撃能力」を保有し、防衛費を国内総生産(GDP)比で2％に倍増する方針を打ち出した。国際情勢はウクライナ侵攻や台湾有事のリスクで急変した。戦後の安保政策を転換し自立した防衛体制を構築する。米国との統合抑止で東アジアの脅威への対処力を高める。
『共同通信』１２月１６日 電子版
・見出しー反撃力保有へ歴史的転換、安保３文書、長射程ミサイル配備
・リードー政府は１６日、防衛力強化に向けた新たな「国家安全保障戦略」など安保関連３文書を閣議決定した。反撃能力(敵基地攻撃能力)保有を明記し、長射程の米国製巡航ミサイル「トマホーク」の２０２６年度配備を目指す。２３年度から５年間の防衛費総額は約４３兆円で、１９～２３年度の１.5倍を超える異例の増額。集団的自衛権行使容認に續く安保政策の歴史的転換となり、軍拡競争への懸念は否めない。一方、財源を裏付ける増税の実施時期は不明確なままだ。
反撃能力保有で自衛隊の役割は拡大し、米軍との一体化が加速。憲法９条に基づく専守防衛の理念をさらに形骸化させることになる。
『NHK』１２月１６日 電子版
・見出しー安全保障関連３文書、政府が閣議決定、「反撃能力」の保有を明記
・リードー政府は、臨時閣議で「国家安全保障戦略」など３つの文書を決定しました。
敵の弾道ミサイル攻撃に対処するため、発射基地などをたたく「反撃能力」の保有が明記され、日本の安全保障政策の大きな転換になります。
外国の報道
アメリカ軍の『STARS AND STRIPES』紙 12月５日 電子版
(『THE ASSOCIATED PRESS』DECEMBER 5)
・見出しーJapan aims to boost 5-year defense spending to ＄３１８billion
日本、防衛費を５年間で３１８０億ドルに大幅増へ
・リードーJapan's Prime Minister Fumio Kishida on Monday set a new target for military spending over the next five years to 43 trillion yen (＄318 billion) or 1.5 times the current level, as the country seeks
defense buildup including the use of preemptive strike.
Defense Minister Yasukazu Hamada said Kishida told him and Finance Minister Shunichi Suzuki to work on a budget plan to increase Japan's 2023- 2027 military spending by more than 50 ％ from 27.5 trillion yen.
イギリスの『REUTERS』通信 １２月１６日 電子版
・見出しーPacifist Japan unveils biggest military buildup since World War Two
平和国家・日本、遂に第２次世界大戦後最大の軍事力増強へ s
・リードーJapan on Friday unveiled its biggest military buildup since World War Two with a ＄320 billion plan that will buy missile capable of striking and ready it for sustained conflict, as regional tensions and Russia's Uskraine invasion stoke war fears
以上
